楽天やAmazon、ヤフオク等のオークションに【海外製 / 海外版 / 日本未発売】といったフレーズと共にラケットが発売されています。高性能!高級!!と、うたい文句も書かれています。実際の中国現地価格を見てみたいと思います。
Yonex Nanoray Speed (ナノレイ スピード)
アマゾン(日本)では2万を超す価格で販売されています。
中国のサイトを見てみます。見方は以前紹介したページを参考にしてください。
badmintonstring.hatenablog.com
高価格帯は日本製であることが強調されています。【日本製】と【中国製】世界中で【日本製】が人気です。
定価は290元~1830元です。レート1元=16円とすると、日本円で4,640円~29,280円くらいです。現地店頭では10%~20%引きくらいで売られています。
表題のNanoray Speedは670元です。日本円で定価10,720円。店頭価格が20%引きなら8,576円となります。
中国ではNanorayシリーズが全部で34種類発売されています。Nanoray Speedの価格を見ると下から数えて15番目です。お遊びラケットの少し上くらいの価格です。この品を販売している中国通販サイトの説明を読むと初心者や初心者が少しうまくなったくらいに使うラケットのようです。
日本製のZ-SPEEDと比べると使われている技術も全く違います。価格も三倍の開きがあります。
わざわざ日本で買うほど魅力はありません。
VOLTRIC 7(ボルトリック7)
日本アマゾンでは3万を超す価格が付けられています。
同じく定価を確認すると670元です。Nanoray Speedと同じく日本の似た名前のラケットとは全く違います。
海外版バドミントンラケット
日本で海外版ラケットを購入すると、高額になります。現地本体価格に日本への送料+関税+通販サイト出店料+転売者利益+日本国内の送料等が加算されるからです。
上記で見たように、海外では初心者が使うようなラケットが日本国内で高級品のようにして売られています。同じお金を出すなら日本発売のラケットを日本のお店で購入する方が保証や安心があります。
何より値段が高額になったからといって、ラケットの性能はあがりません。。安ラケットを「俺、人と違うラケット、海外製のラケット使ってるぜ!!」と自慢するとイタいです。
badmintonstring.hatenablog.com